遅くなりましたが、先日の岡チャプ第2戦の詳細です。
前プラでは、ざっくりと全体の雰囲気のチェックとシャローをサイトして回りました。
昼前のタイミングで、差してきた感じの個体を複数発見し、コレをどうにか獲れればと思っていました。
その他の釣りも試してみますが、ノーバイトノーフィッシュで終了・・・。
前プラを終えての感想は、「極めて0に近く、1本獲れるかどうか」というのが正直なところでした。
ただ、第1戦でポイントを取っているので、「なんとしてもウェイインしなければ」という思いで挑む事に・・・。
そして迎えた本番当日。
(写真提供JB/NBC
)
最終フライトでしたが、その事がかえって気楽にスタートできました。
この日は「感」だけを頼りに、前日やっていない場所、釣りを織り交ぜつつ、移動を繰り返し、苦しみながら迷走しました。
あまりの確信の無さに、まだタイミングではない事をわかっていながら、複数の個体を確認したシャローをチェックしに行きますが、冷え込みも影響してか、当然もぬけの殻・・・。
そして、あまりの寒さに、ここで決断。
「冷え込みによって、差し戻した個体、もしくはこれから差してくるであろう個体を1段下のレンジで狙う。」
というもの。
単純に考えると、当然そうなるのですが、イージーな魚をテンポ良く釣っていくスタイルが多い自分にとって、それは得意とはいえない釣り。
向かったのは、今年に入って釣った事も無ければ、バイトすらも得ていない「チクワエリア」。
しかし、直感からここを選択。
プラクティスで深く見過ぎない事で、できた行動です。
テンポ重視でジカリグから始めますが「??」な感じだったので、自分の中で定番の510UL×ジグヘッドワッキーにチェンジ。
ここまでの、「苦しんで、考えて、自然を肌で感じて動けた」。
この流れが、この試合でのターニングポイントとなりました。
JHWに変えて数十分、チクワの沖、2~3mラインをダウンヒルで丁寧に誘って・・・
1900g!!
その後、似たようなエリアを回りますが、反応無し。
昼前に再びチクワに戻り、残り時間やりきる事に・・・。
そして、帰着30分前の12時30分。
雰囲気が少し変わり・・・
「差してくる!!」
そう感じて、狙いのレンジを少し浅くし、チクワの少し中側を丁寧に誘うと・・・
狙い的中で、1本目よりさらにブリブリな1900g!!
その後、「もう1本で勝ちが見える」と思い、スロープ周りでギリギリまで粘るものの、タイムアップ。
真っ黒で、ブリブリなプリスポーンのメス2本でウェイイン。
3785gで・・・
準優勝でした!
今回のお立ちは、チーム員から・・・
優勝 竹井くん!
5位 塩見さん!
そして、4位にはチクワで同じ狙いのM浦さんでした。
今回釣った2本とも、共通していたのは、「喰うまでの間が長かった」という事。
この事は、優勝以外の上位の釣りに全て当てはまっていました。
非常に勉強になる1戦でした。
初優勝の竹井くん、お立ちの皆さん、おめでとうございます!
優勝には僅かに届きませんでしたが、迷走状態から本番中にアジャスト出来た事は、これからトーナメントを戦っていく中で、非常に貴重な経験となりました。
ちなみに、今回の結果で年間は3位にまで浮上。
この調子で、残りの試合も頑張ります!
タックル
ロッド:デュナミス・スーパーコンペティション510UL-AS
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:デッドオアアライブ4ポンド
ルアー:スマイルワーム・マミーJHW
ジグヘッド:エグジグワッキーヘッド1/16オンス
もう自分の中では絶対的に、「ジグヘッドワッキーにはコレ!」っていうセッティング。
指先でルアーを動かしている感覚は、1度使うと手放せません。
今回は、2本ともバイトらしいバイトではなく、「微かな違和感」といったバイトでしたが、それを感知し、ファイト中はオールソリッドの柔軟でパワフルなブランクスでビッグバスをいなし、ノーミスで取り込めたのが、この厳しい試合での結果に繋がりました。
もちろん、スモラバ、ネコリグにも抜群で、年間を通してダントツで使用頻度が高い1本です。
最後に、スポンサードして下さるジャクソン様、テスターズ様、いつも刺激をくれるチームの皆さん、仲良くして下さる皆さん、支えてくれる人達に感謝します。
どうも、ありがとうございました!!